夢うつつ

日記、記録

6/23

なんともいえない気持ちがわだかまっている。本当なの、嘘なの、はっきりしてよ。

 

もしかして僕は、この星に生まれてくるべき人じゃなかったのかな。そんな妄想を繰り広げながら、数学の問題には取り組まない。

 

夢なら全部、なくなっちゃえばいいのに。

 

よろしくっていったあの子のすべてをむさぼり尽くしたい。頭だって、脳の隅々にまで僕を行き渡らせて、気持ち悪いって言われながらもその欲をはらすようにしてその子を僕で満たしたい。

 

押さえつける自我なんてなければよかったのにね。

お幸せに、愛してた人。

6/21

書かずにはいられなくて、きっと書かずにはいられなくて。

 

ある少女の話をしよう。その少女はきれいなダイヤモンドだった。もうすでに磨かれた、ダイヤモンドだった。でもその少女は死んだ。ダイヤモンドはほかの鉄鉱石に嫌われたから。

 

直喩でしめす言葉さえ、なくなってしまえば楽なんだろうな

 

思い出すのは公園のさびたブランコ、ベンチ、シーソー。

夢の中ではそんなことがあったのかな。なかったのかな。

 

消えないでよ消えないで。私はまだここにいるから、ネットの中にいるから。

離れられない自己欲求は、まるでトーストの上のバターだね。

 

曇り空は好き。晴れは嫌い。雨は大好き。

そんな感性を捻じ曲げられていく。やっぱ私は金属みたい。

 

苦しい表現なんて見たくない

 

 

6/15

逃げ場所に縋ってるわたしがいるの

何で泣いてるの どうして死にたいの

 

震えてる肩をもう一人の自分が抱きしめてあげられたならよかったのにな

 

 

珍しくもない化粧水と乳液が

私の肌をやわらげては綺麗にしていく

その中ではじけ飛んだ罪悪感が

夢の中へと昇華されていく

 

夢の中では好きな人がはしゃいでいた

それが本当の笑顔なの

私はそれと一緒に笑った

好きな本はこの本なんですよ

 

バカげてるよな 何もかも

クラスのカーストなんて目もくれず

隠キャ陽キャ分けるなんてさ

人間をなんだと思ってるんだ

 

そんなこと言ってる僕も

普通にその社会に組み込まれて

やっぱりはじかれんのは怖いんだよ

小心者が顔を出してこっちを見てる

 

ねえ首を絞めても ねえ飛び降りても

死にはしないこの身体をどうにかしてよ

困ってるの困ってるの

メーデーここにいるから

 

難しい言葉を並べて勉強していく

そんなことが難しいとは思わなくて

でも今の僕には難しくて

一人称もですます口調も知ったもんじゃないな

自分をあざけるのもファッションなんだ

 

あああのランウェイで一つショーをしようか

あの景色はすごいってこと

僕も君と見たいんだ

だから一緒に

 

君のことを許したわけじゃない

本当は無視したいし怖いし苦しいよ

でも君だってそうなんだろ

無視されたくなくて

カーストから外されたくなくて

辛くてつらくて死にそうで

だから僕に反映させた鏡みたいに

苦しかったんだよな

わかんないけど、わかるよ。

 

涙を飲み込むのは大人じゃないぜ

苦しいのは誰のため

笑顔を取り繕うのは大人じゃないぜ

嬉しいのは誰のため

 

まぎれもない自分がいるだろそこに

ライトブルー

ライトブルーは狂気の色。

きっと、何も知らない純粋と、それゆえの残酷さが混ざり切った色。

 

死ねたらいいなと思う。

誰かの心に一生の傷を残せると思えたから。

そんな苦くて、ほんの少しだけしゅわっとする炭酸水のような色。

 

誕生日を祝うのは私ではないこと、わかっている。

だけど祝いたい。

電子の海でおぼれた私ができることは、それくらいしかないってこと、

知ってるんだ。

 

夢に出てきた君は、

なんともかすんでいるけれど、

切なそうに微笑んでいた。

思い出すだけではち切れそうな心。

苦しいの、苦しいの、飛んで行け。

 

馬鹿みたいでしょう?

でもライトブルーに恋しているの。

ないない

なんでもない僕が答えを出したら

色のない紙が返ってきたよ

それでも息を続けたの

なんにもない夜の中で

 

なんでもない君が夢を語ったら

僕の心が落ちたんだよ

それでも息を続けたの

なんにもない僕らの部屋で

 

なんでもない夢が変わる時を

僕は見たいと願ったんだよ

だから息を続けたの

なんにもないはずなのに光差しこんで

 

なんでもない

なんでもない

本当になんでもない世界で

なんにもない

なんにもない

本当になんにもない僕らが

紡いだものを誰にも笑わせやしない

 

この先がどうなろうと知らない

ただ僕は歩いていくよ

話しづらくなる

ぼくのなつやすみ2のボクくんが言った。

「大人になるって、誰かと話しづらくなること?」

その一言に、なんとなく、うんうん、とうなずいてしまったのだ。

 

大人になれば、下手に誰かに話しかけるのは難しい。見知らぬ人に話しかけることは苦手だという人もいるだろう。でも子供であれば、誰かに話すことはたやすい。それは、人に裏切られたり、傷つけられたりした経験が薄いからだろう。大人であれば、もしかしたら、という先回りした気持ちによって誰かと話すのが躊躇される場面も多い。

 

でもきっと、ボクくんはいろんな人と話す。話して、経験を積んでいく。そこで終わらせないでほしい。傷ついたからと言って、悲しくなったからと言って、誰かと話すことを億劫なことにしてしまえば、余計傷ついてしまうことになるかもしれない。

 

恋をしたりすると特にそんな現象に陥ってしまうかもしれない。私だってそうだ。まだ学生で、恋もし足りない。でもいつまでも誰かと話していたい――誰かと話して知識を得たり、喜んだり、苦しんだりすることは、悪い事ではないのだと思うのだ。

 

だから、普段なかなか話しかけられない人に話してみたいとも思う。大人になる前に。まだモラトリアム抜けるまでは、子供でいさせて。

純水

好きだ 好きだ好きだ好きだ

なのにこころがこわれゆく

 

何故だ 何故だ何故だなにゆえだ

さけぶことしかできなくなる

 

もう夢の中なら覚めてしまえや

夏にばかり閉じこもってちゃ生きていけない

 

思い出さずにポテトチップス

かじる かじるかじるむさぼる

 

こんな僕が言葉を使うこと

誰が許してくれるんだろう

 

そんなの承認を得ることでも

誰も見てすらいないのに

何がそんなに突き動かすんだろう

 

恋のために 誰かのために

落とした涙があるなら

それはもう 純水だ

 

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